岡山市で合宿中の自転車競技、BMXフリースタイルの日本代表選手が小学校で子どもたちと交流しました。
子どもたちが驚きながら見上げるその先には…自転車! 岡山市の芳泉小学校のグラウンドで次々に技を繰り出しているのは、BMXフリースタイル・パークの日本代表選手7人です。
5月中旬にフランスで行われるワールドカップに向け、岡山市で18日から強化合宿を行っています。
(記者) 「BMX最大の特徴は、このように前輪がぐるぐると回ることです」
BMXフリースタイル・パークとは、ジャンプ台を使って自転車ごと回転したり、ハンドルを回転させたりして技の難易度や完成度、ジャンプの高さなどを競う競技です。 再来年の東京オリンピックから新たに正式種目に追加されました。
(児童は―) 「(校舎の)3階くらいまで、ほんまに高く跳んでいてすごいと思いました」 「回転させたりして、すごい怖いと思うのにすごいなと思いました」
(BMXフリースタイル・パーク/中村輪夢 選手) 「僕、3歳から自転車やってるんですけど、ずっと毎日コツコツ練習して、ここまでじゃなくても何か続ければ、絶対何かできるっていうのが伝わればいいなと思います」
BMX連盟の理事長でもある出口智嗣監督。実は芳泉小学校の卒業生です。地元・岡山で合宿を行い、子どもたちと触れ合うのには、こんな想いがありました。
(全日本フリースタイルBMX連盟/出口智嗣 理事長) 「なかなか東京オリンピックっていうのに、地方でつながるのがすごく難しいと思うんですね。そこで(岡山の子どもたちに)身近に体験させてあげたい、オリンピックにそこからつながりますよっていうのを見てもらえるきっかけにしたかった」
選手たちは4月23日まで、岡山市南区のBMXパークで合宿を行う予定です。