香川県が売り出し中の食材、「讃岐さーもん」や「さぬきワイン」を使った料理コンテストが高松市で開かれました。
香川県産の食材のPRと若手料理人の育成が目的です。25人の応募者の中から予選を通過した、20歳から36歳までの9人の料理人が最終審査に臨みました。
コンテストのルールは「讃岐さーもん」と「さぬきワイン」、それにアスパラガスなどの県産の野菜を使うことです。
参加者は、讃岐さーもんを燻製にしたり、ソースにさぬきワインを用いたりして、オリジナルの料理を作りました。
(参加者はー) 「フレンチ料理と言っても、他の人たちの口に合わなかったらどうしようと思ったので、食べやすい味とかを1番意識して考えました」 「1番自分の中で気に入っているのが、白みそとあんこを使ったやつなんですけど、香川県のあん餅雑煮をイメージして」
完成後は、食材を選んだ理由や調理方法など、こだわったポイントを審査員にアピールしました。
(記者) 「いよいよ審査が始まりました。味だけでなく、写真と同じように盛り付けられているかも重要なポイントです」
審査は、味や見栄えのほか、県産の食材をどのように使っているかなどの5項目で行います。
審査の結果、高松市のホテル「花樹海」の上林亮さんが香川県知事賞に選ばれました。讃岐さーもんを蒸すなど独自の調理方法にこだわったところや、盛り付けが評価されました。