性犯罪の捜査体制を強化します。香川県警は女性警察官77人を今年度の性犯罪指定捜査員に指定しました。
香川県警は、被害者に寄り添った捜査を行うため、20年前から女性警察官を「性犯罪指定捜査員」として指定しています。
今年度は77人が指定され、このうち13人が新たに性犯罪指定捜査員として加わりました。そして、古田昭博刑事部長が被害者の着替えなどが入った捜査用キットを手渡しました。
(高松北警察署/福田祐佳梨 巡査長) 「被害者が女性だった場合、男性が聞くのでは恐怖心があると思うので、女性としてどういう点が被害者の恐怖心に関わるのかというところに留意して質問等していきたい」
香川県では、殺人や強制わいせつなどの重要犯罪が年間に70件以上起きていて、そのうち性犯罪が約7割を占めています。