2年間、活動した記録がない消防団員が約350人いると指摘された問題で、岡山市消防団は実際に活動していなかったのは、28人だったとする調査結果を明らかにしました。
調査結果は、99の消防分団の代表らを集めた会議で報告されました。岡山市の消防団を巡っては、2015年度と2016年度の2年間、活動記録がない団員が348人いたことが、5月に明らかになりました。
これを受けて、岡山市消防団などが昨年度まで3年間の実態を調べた結果、1度も活動していない団員は28人でした。
仕事が忙しかったという人が多く、このうち2人は退団を申し出ているということです。 活動記録がない団員の多くは、祭りの警備など、手当てが支払われない活動をしていたということです。
一方、約3分の2の分団が、報酬や手当てが入る通帳を分団で管理していたこともわかり、消防団長が個人管理に改めるよう通達しました。