香川県の今年4月時点の待機児童数は108人で、前の年を大きく下回りました。浜田知事はさらに、待機児童を減らす対策に取り組む考えを示しました。
(香川県/浜田恵造 知事) 「待機児童対策は特に重要かつ、喫緊の課題と認識している。より一層解消に向けた対策を進める必要があると考えている」
香川県の今年4月時点の待機児童数は108人で、去年4月より119人減りました。
市町別では高松市が62人、丸亀市が36人などとなっています。年齢別では3歳未満が91.7%を占めています。
香川県では「保育所など受け皿の整備が進んでいるが、共働き世帯が増えるなど入所定員を上回る需要が生じて、保育士の確保がまだまだ不十分」と分析しています。
4日の会見で浜田知事は、香川県内で保育士を目指す学生に修学資金を貸し付けたり、保育士として復職する場合、就職準備金を貸し付けたりして、待機児童の解消に取り組む考えを示しました。