岡山県は被災した地域の子どもたちが遊べるよう、子どもの一時預かり場所を設けました。
総社市の岡山県立大学です。倉敷市真備町の避難所から送迎バスに乗って、子どもたちがやってきました。 被災した子どもたちが遊べるよう、岡山県が始めた一時預かりです。18日は22人の子どもたちが参加しました。 一緒に遊ぶのは、保育士やボランティアの人たちです。
(ボランティアは―) 「暗い顔をしているのかなと思ったんですけども、やっぱり子どもは子どもで元気なんだなと思いました」
室内だけでなく、外で遊ぶこともできます。バッタのほかにも、セミが…捕まえられるでしょうか?
(参加した子どもは―) 「もーさっきセミおったのにー。虫取りしたり、みんなと楽しく遊ぶのが楽しいです」
子どもの居場所の提供は、7月中は毎日午前9時半から午後4時まで、8月からは月曜日から土曜日に行われます。
(岡山県 子ども未来課/加納求さん) 「バスの中はちょっと不安そうな感じもあったんですけど、今かなりもうリラックスして、のびのびしてるんじゃないかと思っています。」
豪雨の被害によって子どもたちの日常は大きく変わっています。真備町にある学校は小学校6校、中学校2校など10校が休校していて、保育園も被害にあっています。
(真備町の人は―) 「水害にあったまきびの里保育園と小学校がここなので、これからどうなるか全然わからない状態です」 また住宅についても問題が…
(真備町の人は―) 「きのう(みなし仮設住宅を)見つけて電話したら、2軒しかなくて、2人が先に言ってるからダメですって言われて断られたんですよ」
みなし仮設住宅を探しても、先着順のため新しく住むところが見つからず、このままでは転校せざるを得ないといいます。
(真備町の中学生は―) 「部活とかも始まってるし勉強とかもあるし、友達もできてるから、離れたくないなって思います」