避難所がなくなっても、避難者がいなくなったわけではありません。みなし仮設住宅などで、避難生活を送る人たちの交流会が、倉敷市水島地区で開かれました。
倉敷市社会福祉協議会が開いた『まびの集いin水島』には約50人が参加しました。参加者は、木の板を立てて並べ距離を競うなどの遊びを行い、木の板がきれいに倒れると大きな歓声が上がっていました。
倉敷市によると12月1日現在、被災した市民8110人が、みなし仮設住宅で暮らしています。参加者によると、真備町での行事はあるものの、避難先で同じ境遇の人たちと交流する機会は少ないということです。
(訪れた人はー) 「きょうは5、6人と会って懐かしい」 「昔なじみの方たちとか、会うと落ち着くというか、安心するというか、癒されるというか」
倉敷市は、支援団体と協力し、みなし仮設住宅などで避難生活を送る人たちに、交流の場を提供していきたいとしています。