土用の丑の日の20日、無病息災などを祈願する「きゅうり加持」が香川県小豆島の寺で行われました。
香川県小豆島町の保安寺には、地元住民や遍路客らが次々と参拝に訪れました。
祭壇に山積みされたきゅうりに僧侶がひとつひとつ穴を開け、願いごとを書いたお札を詰めます。 「きゅうり加持」は、弘法大師が中国から持ち帰った密教独特の秘法加持で、保安寺では100年以上の歴史があります。
参拝者はお経を唱えた後、境内にある木の根元に祈祷したきゅうりを置きました。きゅうりはこの後埋められ、腐るころには病も治るとされています。