香川県小豆島町の保安寺で19日、キュウリに病気を封じ込める「きうり加持」が行われました。
弘法大師が伝えたとされ、保安寺で130年ほど続く土用の丑の日の恒例行事です。
宮内亜門副住職によると「五行のバランスを整え、心身ともに健康に暮らすための行事」で、腐るのが早いキュウリに病気を封じ込めると早く元気になれると言われています。
積み上げられた約1000本のキュウリを前に祈祷が行われたあと、参拝客が本堂前の溝にキュウリを次々と投げ入れました。
今月末の土用の丑の日にも行われる予定で、2日間で約1500人分の祈祷が行われます。