香川県小豆島で19日、キュウリに病気を封じ込める「きうり加持」が行われました。
積み上げられた、約1000本のキュウリ。香川県小豆島町の保安寺で130年ほど続く、「土用の丑の日」の恒例行事です。
弘法大師が伝えたとされ、腐るのが早いキュウリに病気を封じ込めると早く元気になると言われています。
参拝客は本堂前の溝にキュウリを次々と投げ入れました。
(保安寺/宮内亜門 副住職)
「土用の『きうり加持』というのは、五行のバランスを整えて心身ともに健康に暮らすための行事」
2025年は土用の丑の日が2回あり、7月31日にもきうり加持が行われます。2日間で約1500人分を祈祷する予定です。