「土用の丑の日」の21日、香川県小豆島ではキュウリに病気の治癒などの祈りを込める「きうり加持」が行われました。
小豆島八十八ケ所の40番札所・保安寺では、早朝からお遍路さんや地元の人たちが参拝しました。 土用の丑の日は1年で最も暑い時期で、病気になりやすい時期といわれています。
早く腐るキュウリに持病を託すことで、キュウリが腐る頃に病気が治るというのが「きうり加持」です。
21日は1000本のキュウリを用意しましたが、新型コロナウイルスの影響で参拝客は例年の半分ほどだったそうです。願いごとを書いた護摩符をキュウリに封じ込め、本堂前の木の周りの溝に次々と投げ入れました。
今年は「土用の丑の日」が2回あり、次回は8月2日に行われます。