西日本豪雨により浸水被害にあった岡山県倉敷市真備町で、24日から水道が17日ぶりに復旧しました。また仮設住宅の建設も進める方針です。
(水道局) 「こちらは水道局です。真備町全域で蛇口から飲める水が出ています」
町の4分の1が浸水した倉敷市真備町では送水管や給水管90カ所が壊れ、一時 合わせて約8900戸が断水していました。 7月16日に、このうち1300戸が復旧していましたが通水試験が終わったため、24日午前9時から残りの7600戸でも飲み水として使えるようになり、17日ぶりに完全復旧しました。
(被災した人はー) 「そりゃうれしい。この日を待ってました。この暑さでしょ。水がないとどうしようもないですからね。麦茶も家でしたりいっぱい飲みます」
倉敷市真備町にはこれまで、自衛隊や他の自治体などから給水車228台が出動していましたが、24日午前10時に活動を終えました。
(記者) 「真備総合公園を含めた5カ所に応急仮設住宅を建設する予定です」
23日倉敷市は、真備町の5カ所に仮設住宅200戸の建設を岡山県に要望しました。災害救助法が適用されるため、建設費用は国と県が半分ずつ負担することになります。県は建設する方針で、9月中の入居開始をめざしているということです。