落ち着いた生活が少し戻ります。倉敷市真備町で2カ所目となる建設型仮設住宅が完成し、鍵の引き渡しが始まりました。
(記者) 「真備町最大の建設型仮設住宅への入居がきょうから始まります。」
入居が始まったのは、真備総合公園に建設されたプレハブ構造の仮設住宅80戸です。午前9時からの鍵の引き渡しには、倉敷市の伊東香織市長も訪れ一人ひとりに鍵を手渡していきました。
真備町箭田で被災した守屋立恵さん(66)は1人で仮設住宅に入ります。自宅から近く家の様子も見に行きやすいということから、真備総合公園を選びました。
(守屋立恵さん) 「狭いんですけれども十分です。近所の方も何人かいらっしゃるので心強いですし、今までのように過ごせるんじゃないかと思います」
真備町内の建設型の仮設住宅は5カ所に215戸建設予定で、間取りは1DKと2DK、3Kが用意されています。
入居が始まったのは二万団地に続き、2カ所目です。残り3カ所の仮設住宅は28日に岡田団地、29日にみその団地、30日に市場団地で鍵の引き渡しが始まります。
(倉敷市/伊東香織 市長) 「ゆっくり腰を落ち着けて今後の計画を作っていただく、そしてこれからの生活に向けての大きな一歩にしていただきたいと思っております」