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真備町のうどん店 仮店舗で再開

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 倉敷市真備町で被災したうどん「さるや」が仮店舗でオープンし、多くの人で賑わいました。

(記者) 「空き家が目立つ中、自宅の庭にテントを建てて営業を再開します」

 うどん「さるや」の店主、柴田勇樹さんは、西日本豪雨で自宅と店の両方が被災しました。

 店は取り壊すことになったため、自宅の庭や駐車場で店を再開しようと24日まで準備を続けてきました。

(うどん「さるや」店主/柴田 勇樹さん) 「いい緊張感というか懐かしい。ワクワクもします。待ち遠しいですね。ちょっと早くお客さんの顔が見たいなというのもありますし 、頑張ります」

 再開当日は、家族や親戚が総出で準備を整え、いよいよオープンです。

 再開にあたり、ほとんどの道具を新しくしましたが、被災前にお店で使っていたカウンターは綺麗に洗って長いすとして使っています。

 オープン直後はなかなかお客さんが来ませんが、手伝いに来た子どもたちがのぼりを持って案内します。

(お客さんが来て・・・) 「こんにちは」

 開店から約1時間、多くの人で賑わい始めました。

(女性客は) 「お兄さんが頑張ってくれたら、うちのも張り合いになるから頑張ってくださいね」

(うどん「さるや」店主/柴田 勇樹さん) 「僕ももういろいろしていただいて助けてもらってるのでありがとうございます」

 久しぶりのさるやのうどんにお客さんにも笑顔が…

(お客さんは―) 「おいしいです。久しぶりに来たのでうれしい」 「頑張るっていうことだったのでいち早く来ました」

 さるやはお客さんだけでなく柴田さん家族にとっても大切な場所。無事再開にこぎつけ喜びもひとしおです。


(柴田さんの姉・原田 直美さん) 「やっぱり周りの応援があったから。このままたくさん来てくれたらいいと思います」

(柴田さんの母美代子さん) 「最初オープンしてもあんまり来られない中をじわじわお客さんが来てくださるようになって、初心をすごく思い出して、みなさんに感謝です」

 うどんさるやは午前10時から午後3時まで、うどんが無くなり次第営業終了。定休日は日曜日です。

(うどん「さるや」店主/柴田 勇樹さん) 「うれしいです。体が喜んでる感じがしてます。頑張ってやってきて、よかったなと思います」

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