倉敷市真備町で天井まで浸水したうどん店。被災した自宅の庭での再開へ向けて準備を進めています。
倉敷市真備町の自宅でひとり掃除をしている男性。手打ちうどん「さるや」の店長 柴田勇樹さんです。
(柴田勇樹さん) 「うちも実家とここ(自宅)と店も片付けがあって大変なんですよ。ぜんぜん進まない」
自宅から1キロ先にある店舗は西日本豪雨で屋根まで浸水し、取り壊されることになりました。
(柴田勇樹さん) 「自分の店持ちたいなって思って、それからうどん屋さんで勉強させてもらったりして、7年前にオープンした真備で一応こだわってやりたいですけど、仮営業からはじめようかって…それに向かって動いてます」
柴田さんは、「さるや」を被災した自宅の敷地内で再開することを決め、準備をしています。
自宅の駐車場にテーブルを置き食べてもらいます。機材や食器はすべて使えなくなってしまいましたが、看板やカウンターなど思い出のものは洗って使います。
(柴田勇樹さん) 「店舗の中にあったカウンターの板を利用して長いすを作ろうかなと思っています」
機材や材料を揃え、9月末に営業を再開する予定です。
(柴田勇樹さん) 「話したいですよね。会って今こうだよとか」