待機児童解消に向けて、岡山県の各市町村が連携して取り組みを進めるため初の対策協議会が開かれました。
会議に参加したのは、昨年度以降、待機児童がいた7市5町の担当者など約30人で、保育に関する情報共有や意見交換を行いました。 当初は7月に開催が予定されていましたが、豪雨災害への対応を優先して延期されていました。
岡山県内の保育所は今年度5カ所増え、定員は1230人増えました。これにより、待機児童は350人減ったということです。
しかし、保育士不足は深刻化していて、県は保育士を目指す若者向けのPR映像を作るなどして、対策を進めています。
(岡山県保健福祉部/柴田義朗 福祉政策企画監) 「保育の受け皿の整備も急がれますが、大きいのはやはり保育士さんの不足。お子さんが増えればそれにあわせた保育士さんが当然必要になりますけれども、そこの確保というものが課題になっています」