保育士の人材確保につなげます。岡山市や岡山労働局などが潜在保育士を対象に就職面接会を開きました。
岡山市で開かれた面接会には市内の21の保育事業所が参加し、保育士の資格を持つ21人が説明や面接を受けました。岡山県の保育士の有効求人倍率は7月末時点は1.95倍で、人手不足の背景には給与の低さや働き方への課題があります。
(定年退職した人はー) 「短時間、4時間とか5時間ぐらいの仕事があればいいなと思うんですけど」
(小さい子どもがいる人はー) 「育児と仕事の両立というところでご相談できればいいかなとは思っています」
(岡山市保育士・保育所支援センター/植野厚子さん) 「保育士さんが就職しやすいようにというのは取り組んでいますね。それから保育園も増えてますし、きょうも新しい保育園さんが何園か来てくださっています」
岡山市の待機児童の数は4月1日時点で551人と、昨年度より300人近く減少しましたが、全国で2番目の多さです。 また、入園を申し込む児童の数は年々増加していて、さらなる受け皿と人材の確保が必要です。