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豪雨から100日…キャンドルで心を新たに 倉敷市真備町で犠牲者を追悼

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 岡山県で61人が犠牲になった西日本豪雨から100日が過ぎました。被害が大きかった倉敷市真備町では、犠牲者を追悼する催しが14日、行われました。

 会場の倉敷市真備支所には被災した住民など約30人が訪れました。  地元の有志たちでつくる真備復興希望プロジェクトが行ったものです。

(真備復興希望プロジェクト/平野将 代表) 「本当に人がいない真備町の中からのスタートで、帰ってこれる場所を作っていきたいというのがスタートだった」

 参加者たちがキャンドル1つ1つに火を灯すと…

 「がんばろう真備」の文字が力強く浮かび上がりました。

(みなし仮設住宅で生活する被災者はー) 「きれいだなってことと、集まって今までのことを振り返ったりとか思い出したりとか、ずっとばたばたしてきたから、ゆっくりするいい時間だなって思います」

(自宅の2階で生活する被災者はー) 「すごいきれいで、なんか…ちょっとむなしさも。100日なんですけどあっという間の100日間で、でも長いようにも感じるし、いろんなことが頭の中によぎって」

(記者リポート) 「この様子はフェイスブックを通じでライブ配信もされています」

 プロジェクトがフェイスブックで情報配信していることなどから、今回フェイスブックジャパンが協力を申し出ました。

(フェイスブックジャパン/嶋田容子さん) 「(フェイスブックで)無事かどうかの安否確認のやりとりっていうのは非常に多かったですね」

 参加したフェイスブックジャパンの嶋田容子さんは総社市出身で真備町に住む祖父母が被災しました。

(フェイスブックジャパン/嶋田容子さん) 「人々が集まって、つながっている様子ってのは胸を打たれるものがありますし、今回ここに来れなかった人にも私たちが積極的に発信していきたい」


(真備復興希望プロジェクト/平野将 代表) 「疲れとかストレスとかっていうのをここに来て吐き出せる場所だったり、振り返ってまたあしたに向かって進める心が癒やされる、そんな場所にしていきたいというふうに思っています」

 岡山県の豪雨の犠牲者は61人。いまも3人が行方不明です。倉敷市ではまだ200人以上が避難所生活を続けています。  フェイスブック上では世界中から西日本豪雨への募金が800万円集まったそうです。

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