6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から1月17日で29年です。倉敷市真備地区の住民らが犠牲になった人たちを追悼する竹の灯籠を作り、神戸に送りました。
(保育園児たち)
「みんなで竹灯籠に絵を描いて持ってきました」
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備地区の住民グループが被災地交流の一環として毎年送っているもので、2024年で5回目となります。
灯籠は真備地区の特産の竹を使った手作りで、震災が発生した1月17日に合わせて117個が作られました。
灯籠には「かがやく未来」や「てをつなごう」など地元の保育園に通う園児や住民らが書いたメッセージや絵が描かれています。
(真備復興希望プロジェクト/平野 将 代表)
「全国また全世界の人類で手を取り合って、またスクラムを組んで、強い街づくり、強い国づくりってものをつくっていかなければいけないなと思っているので、これからも被災地交流っていうのは継続していきたいと思っています」
トラックに積み込まれ出発した竹灯籠は17日神戸市で開かれる「阪神・淡路大震災1・17のつどい」で灯されます。