皆さんはたこ焼き1箱にいくらまでなら出せますか?だいたいの方が数百円までじゃないかなと思いますが、そんな常識を覆す「究極のたこ焼き」が高松市にあるということで取材に行ってきました。
高松市多肥上町にある「マジたこ本舗」は、今年6月にオープンしたお店です。 注文が来てからじっくり焼き上げるたこ焼きは、だしの効いた生地をふんわり焼き上げた一品。値段は1箱400円とごく普通です。
そんなお店のメニューには…
(石井俊大リポート) 「見てください、究極のたこ焼き、1万円!これはどういうことでしょう?」
たこ焼きにしては超強気の値段設定!さっそく買ってみることに…。
(石井俊大リポート) 「たこ焼きに1万円札を出すってかなり勇気が要りますね…」
待つこと20分。そして!
(マジたこ本舗/吉野弘樹 店長) 「出来上がりました」 (石井俊大) 「これ、たこ焼きですか!?重箱に入ってます!」
重箱に並べられた美しいたこ焼き。これこそが1箱1万円の究極のたこ焼きです!上には鰹節ではなく、金箔・銀箔が踊っています!
味付けは6種類。京都の老舗から取り寄せたソースや塩ダレなどが楽しめます。
(石井俊大) 「いただきます おいしい!タコのうまみがすごい!こんな繊細なたこ焼きは食べたことがないです」
なぜ1万円も…?
(マジたこ本舗/吉野弘樹 店長) 「やっぱりタコですね。明石のタコを前の日に買いに行ってます」
この1万円のたこ焼き、事前予約制のため、前日にはタコの漁場として全国的に有名な兵庫県の明石市までタコを買い付けにいくというこだわりよう! 素材も全国各地から厳選していて、鉄板も熱伝導が良い銅製のものに変えています。
(マジたこ本舗/吉野弘樹 店長) 「話題づくりというのもあるんですが、こういったものを作って皆さんにおいしいたこ焼きを提供できたらと。 (Q. ちなみにこれまで購入した人はいるんですか?)残念ながらまだ購入してくれた人は…」