中国地方5県の知事会議が開かれ、西日本豪雨の復旧・復興策などを話し合いました。
中国地方知事会議は、岡山県津山市で開かれました
(広島県/湯崎 英彦 知事) 「県としての初動対応、応急対応の検証が必要だと思います」
7月の西日本豪雨で岡山県では関連死を含め66人が、広島県では100人以上が犠牲になるなど中国地方で大きな被害が出ました。
会議では、各県の初動対応や検証結果を共有することや、復旧・復興に向けた財源確保などを国に要望することを確認しました。
また、今回の災害では岡山県と広島県に、ほかの3県から応援の職員が派遣されましたが、会議では、県をまたいだ人事交流を進めるべきだという意見が各県から出されました。
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「2つの県の県庁を見ている、知っている。そういう人を増やしていることは、いざというときに大変頼りになると考えています」
中国地方知事会では今後、人事交流のあり方について具体的な検討に入る方針です。
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「できるだけ高いレベルで、次からも協力関係ができるように仕組みを考えていきたいと思っています」