自殺を予防するためのシンポジウムが岡山市で開かれました。
(自殺対策支援センターライフリンク/清水康之代表) 「課題や悩みを抱えている人をまるごと、あるいは家族をまるごと支えていくことが必要になってくる」
岡山いのちの電話協会が開いているもので、32回目となる今年のテーマは「地域ネットワークがいのちを救う」です。
岡山県ではおととし、298人が自殺していて、このシンポジウムでは助けてと言える地域づくりをいかにして作るかを学びます。
基調講演をしたライフリンクの清水康之代表は「生きる支援が地域づくりの絶好の機会になる」と話しました。
また、地元の自治体が、自殺の引き金にもなりうる引きこもりの対策や、精神障害者の生きづらさを軽減する取り組みなどを発表しました。