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ハンセン病療養所の建造物が国の登録有形文化財に 岡山・瀬戸内市

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 国の登録有形文化財に、岡山県瀬戸内市の国立ハンセン病療養所の建造物が新たに登録されることになりました。

 日本初の国立療養所として1930年に誕生した長島愛生園からは、5つの建造物が登録されます。

 現在は歴史館となっている旧事務本館は、正面の車寄せや2階の窓がアーチ型となっているなど斬新なデザインが特徴です。  このほか、愛生園では旧収容所や旧日出浴場、旧洗濯場、園長官舎が対象です。    邑久光明園からは、1941年に建設された恩賜会館など5つの建造物が登録されます。  瀬溝桟橋は、1988年に邑久長島大橋が開通するまで、島と本土を結ぶ職員用の船着場でした。

 また、旧裳掛小・中学校第三分校と奉安殿、物資運搬斜路も登録有形文化財となります。

 このほか、今回登録される倉敷市の佐藤家住宅主屋などを合わせると、岡山県の登録数は98カ所、317件となります。

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