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もうすぐクリスマス…被災した洋菓子店でケーキの予約開始 倉敷市真備町

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 クリスマスの準備が始まりました。浸水被害を受けた倉敷市真備町の洋菓子店が、12月15日の再開を前に、11月16日からクリスマスケーキの予約を受け付けています。

 倉敷市真備町の洋菓子店、ウォール・ウォーレンの佐藤敦志店長(51)です。午前10時にクリスマスケーキの予約を始め、早速お客さんから電話がありました。

(ウォール・ウォーレン/佐藤敦志 店長) 「みなさんそうやって待っててくれる人がいるんだなと思うと、ちょっとなんていうんですかね。安心というのと、うれしいのが混ざってて、ちょっとほっとしました」

 佐藤さんがこの地にお店を開いたのは2000年。なじみの客も多く、直接お店に足を運んで予約する人もいました。  クリスマスケーキは6種類で、限定20台のサンタの苺パイは予約開始30分で売り切れました。

(予約した人はー) 「苺のタルトのやつがここしかないんですよ」 「誕生日にはちょっと間に合わなかったんですけど、クリスマスに間に合ったからちょっとほっとしたし、嬉しいです」

(記者) 「こちらの店舗は天井まで水に浸かり、現在は工事中です。ケーキを作るための機械類は全て水没し、店舗の横に新しく作業場を建てました」

 新しい作業場では12月15日の再開に向け、ココナッツ生地を包み込んだリーフパイの仕込みが行われていました。

(ウォール・ウォーレン/佐藤敦志 店長) 「仮設だったりみなし住宅にいる人も、やっぱりうちのケーキを食べて、やっぱり真備に帰りたいなと思ってくれたらいいなと思います」

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