改修のため休館していたJR岡山駅前の商業施設「ドレミの街」が新たに「イコット・ニコット」として12月7日にオープンします。
(記者はー) 「こちらのカフェでコーヒーなどを注文すると購入する前に自由に本を見ることができます」
ツタヤ・ブックストアでは、アートコーナーに購入も可能な作品を展示するなど、本を楽しむ際の心地よさにこだわっています。
「イコット・ニコット」は、岡山駅前の旧・ドレミの街を耐震改修した地上7階・地下2階の複合商業施設です。 7日のオープンに先駆け、飲食店など出店テナントをお披露目しました。
「堂島ロール」のモンシェールなど、中国地方初出店の14店舗を含む29店舗が出店します。
岡山駅周辺には商業施設がひしめきますが、「ふだん使い」をキーワードに差別化を図るねらいです。
地下1階に入るスーパーマーケット天満屋ハピーズは、岡山駅などを利用する1人暮らしの若いビジネス層や学生をとり込みたいとしています。
(天満屋ストア 管理本部/大内晃治 部長) 「お客様が使い切るということで、適量というのに注力をした、店作りをしています」
プロジェクション・マッピングで演出したラーメンコーナーは、4つの店舗の味が楽しめ、ビジネスマンのランチ需要をねらいます。
旧ドレミの街と同様、屋上にはファジアーノ岡山の「フットサルパーク」が入り、ショップとの相乗効果を図ります。 また、6階と7階はホテルです。コンパクトタイプのキャビン型と通常の洋室あわせて184室を備え、出張のビジネスマンや観光客の利用を見込んでいます。
イコット・ニコットは、12月7日午前10時に開店予定です。