岡山県備前市は20年以上前に閉館した商業ビル「旧アルファビゼン」を改修し8月1日、新たな市民の交流施設をオープンします。7月31日、開館式が開かれました。
施設の愛称は「ビーテラス」。旧アルファビゼンを改修した4階建ての施設で、8月1日に1階と2階がオープンします。
総事業費は約22億5800万円です。
1階には大型の木製遊具などが置かれます。
開館式に招待された近くの認定こども園の園児が元気に遊んでいました。
「子育て支援センター」には保育士が常駐し子育て相談にも対応しています。
2階には公民館の調理室や多目的ホールが入ります。
(備前市/長﨑信行 市長)
「本当に長い間、どうするんだということが、やっとこういうふうなかたちで結実したということは非常にうれしいことで、ぜひたくさんの市民の皆さまにご利用いただけたら」
大型スーパーなどが入った旧アルファビゼンは1980年代にオープンし2002年に閉館。2005年に備前市が土地と建物を購入しました。
市は市民の交流施設として活用するため、改修・整備を進めています。
3階と4階についてはさまざまな可能性を考え活用方法を検討中だとしています。