世界レベルの指導を受けました。アメリカ、メジャーリーグの現役打撃コーチが岡山市の児童福祉施設で野球教室を開きました。
メジャーリーグのサンフランシスコ・ジャイアンツで打撃コーチを務めるアロンゾ・パウエルさんは、現役時代、 中日ドラゴンズで3年連続首位打者に輝くなど日本でも活躍しました。
野球教室が開かれたのは、岡山市の児童福祉施設岡山県立成徳学校です。学校や家庭にうまく適応できない18歳未満の児童・生徒が教員と共同生活を送っています。
成徳学校の野球部には小学3年生から中学2年生までの21人が所属していて、年に一度の全国大会での優勝を目指し、練習しています。
パウエルさんは子どもたちの手を取り丁寧に指導していました。
(記者) 「今回パウエルさんが指導に訪れたのは、およそ20年前このグラウンドを訪れていたことがきっかけです」
(サンフランシスコ・ジャイアンツ/アロンゾ・パウエル コーチ) 「20年前もそうだったが、子どもと話すのがとても好きだよく学校などにも行くが、自分と出会ったことが成功できるひとつのきっかけになればいいのだが」
かつてこの施設を友人に案内されたパウエルさんの「野球少年に夢を与えたい」という想いに、岡山市でバッティングセンターを営む水内ゴムが賛同し、今回の野球教室を主催しました。
(参加した生徒は―) 「ものすごくかっこよかったです。これから高校に行くんですけど、野球を続けようか迷っててでもすることに決めました」
(サンフランシスコ・ジャイアンツ/アロンゾ・パウエル コーチ) 「夢を信じるんだ!」