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札幌の爆発事故で関心高まる…スプレー缶の捨て方、安全な穴の開け方は?香川

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 12月16日、札幌市で大規模な爆発事故がありました。52人が重軽傷を負った事故の原因はスプレー缶でした。年末、大掃除などで多くのごみを捨てるかたも多いと思いますが、スプレー缶はどうやって捨てたら良いのでしょうか?商品を多く取り扱う高松市のホームセンターで聞きました。

(石井俊大リポート) 「こちらのホームセンターでは多くのスプレー商品を扱っていますが、札幌の事故の後、このような処理についての注意書きを掲載するようになりました」

 スプレー缶の捨て方は自治体によって異なります。香川県の多くの市や町では缶の中のガスを完全に取り除くため、中身を使い切ったスプレー缶に穴を開けて捨てなければいけません。高松市によるとこれは「ごみ収集車内の爆発を防ぐため」です。これまでに誤った捨て方が原因で、ごみ収集車の火災につながったケースもあるといいます。

 そこで、スプレー缶に安全に穴を開けるにはどうすればいいのか、教えてもらいます。

(石井俊大リポート) 「では実際に穴を開けてみようと思いますが、どうやって開けたらいいんでしょうか?」

(西村ジョイ屋島店/山口 明宏マネージャー) 「お店では、穴を開ける専用の工具もあるので簡単に開けられます」

 使うのは「スプレー缶開け器」。

(西村ジョイ屋島店/山口 明宏マネージャー) 「釘やかなづちを使う人もいますが、丸いものですから安定もしないし、けがをしても危ないので、専用の工具のほうが使い勝手がいい」

 このときは外で作業するようにしましょう。また、スプレーの中身が無いことを改めて確認してください。もし中身が入ったまま穴を開けると、事故につながるおそれがあります。

(石井俊大リポート) 「では穴を開けます。けっこう簡単に開きました」


(西村ジョイ屋島店/山口 明宏マネージャー) 「これで最後のガスが出たということですね」

 この作業が終わったら、それぞれの自治体が指定する回収日に捨ててください。

(西村ジョイ屋島店/山口 明宏マネージャー) 「穴を開けていただいて捨てるということが高松市では決まっているので、大きな事故とか火災とかはないと思います」

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