高松市の八栗寺で、今年の干支「イノシシ」にまたがる摩利支天像が見つかりました。珍しい仏像とあって、多くの人が参拝しています。
見つかったのは、江戸時代の中期ごろに作られた摩利支天の木像で高さは約15センチです。去年10月の県の文化財調査で本堂の一角から見つかりました。
摩利支天は、厄よけや勝ち運につながるとして武将が信仰していたとされています。今年の干支イノシシと摩利支天の縁起のいい木像を前に、多くの人が手を合わせてお祈りしていました。
(八栗寺 新見竜玄 住職) 「しっかりと手を合わせて自分の災いを除き 幸せな1年間を過ごしてほしい」
八栗寺では予定より3日間延ばして1月6日までこの木像を開帳しています。