1月10日は「110番の日」です。岡山県では、警察と警備会社が合同で訓練を行いました。想定したのは、大きなスポーツイベントでの事件です。
(記者) 「オリンピックなどの大きな大会を想定して、手荷物検査が始まりました」
訓練は、試合会場で警備会社が手荷物検査をしていたところ、男がナイフを持って暴れ出したという想定で行われました。男は男性1人を刺した後、共犯者の車で逃走。警備員はけが人を救護するとともに、110番通報して男の特徴などを伝えます。
(訓練の様子はー) 「(マスクとかメガネは?)サングラスをしていました。(何色のサングラス?)黒色です」
通報を受けて駆けつけた警察官は現場の詳しい状況を確認します。このほか緊急配備して、男を追跡する訓練もあわせて行われました。
(岡山県警通信指令課/秋山健一 次長) 「オリンピックも開催されますし、スポーツの祭典等大規模イベントを踏まえて、警察と警備業者が合同でやることが多いと思うので。一刻も早い対応がとれるよう訓練させていただきました」
また、訓練の後には警察がチラシを配布し、「110番通報の正しい利用」を呼びかけました。