今年4月に開幕する瀬戸内国際芸術祭に合わせ、大島と高松港を結ぶ官用船が定期旅客船として運航します。香川県の浜田知事は期待する考えを示しました。
(香川県/浜田恵造 知事) 「大島で青松園入所者の方々に寄り添うような、これまで以上に魅力的なアート作品の展開を計画しており、多くの方々に訪れていただきたいと思っております」
四国運輸局は1月21日、国立ハンセン病療養所、大島青松園がある大島と高松港を結ぶ定期旅客船の運航を許可しました。現在、園の入所者と関係者が利用している「官用船」に一般の観光客も乗れるようになります。
瀬戸芸が開幕する今年4月26日から、1日5往復し、運賃は無料です。前回の瀬戸芸では「官用船が不特定多数の人を運ぶには許可が必要」と四国運輸局から指摘され、別の民間船をチャーターしていました。