二次災害の被害を防ぐため、ショベルカーを遠隔操作する訓練が高松市で行なわれました。
四国地方整備局四国技術事務所が毎年行なっている訓練で、建設会社の従業員が参加しました。
ラジコン式ショベルカーは、最大150メートル離れたところから操作できます。二次災害の発生が予想される危険な災害現場の復旧作業に使われています。ラジコン式ショベルカーは、2016年4月の熊本地震の際にも、土砂などの撤去作業に使われました。
参加者は、3台のカメラの映像で現場の状況を確認しながら、土砂を運ぶ訓練に取り組んでいました。
(参加者はー) 「実際に重機に乗った目線とモニターで見る目線が違うので、少し混乱しました」
(四国技術事務所/元木真二 副所長) 「いざというときに、すぐに作業にかかれるように心構えをもってほしい」