梅雨や台風など雨が増える時期を前に四国地方整備局が災害時に活躍する機械を使った訓練を行いました。
訓練には四国地方整備局や香川と徳島の自治体の職員が参加しました。そして、8種類の災害対策用機械を実際に動かして操作方法などを確認しました。
(記者) 「遠隔操作によってバックホウが無人で動いています。このバックホウは、2次災害の恐れがある場所の復旧作業に役立ちます」
「ラジコンバックホウ」は150メートル以上離れた場所から操作することができます。去年7月の西日本豪雨で被害を受けた高知自動車道、立川橋の復旧作業でも活躍しました。
その他には、袋を差し込むだけで自動的に土のうを作ることができる機械や車体の後ろに大型LED表示板を取り付けた「標識車」や夜の作業に欠かせない「照明車」などの訓練も行われました。
四国地方整備局は昨年度、西日本豪雨や台風などへの対応で災害対策用機械が出動しました。
(四国地方整備局四国技術事務所/高橋伸二 副所長) 「これから台風シーズンを迎えますけども災害が発生したときにも迅速に対応できるように訓練しております。住民の方が安全安心に暮らせるように支援していきたいと考えております」