青少年の問題行動をどう改善するか岡山市で意見交換会が開かれました。
(岡山県公安委員会/藤浪秀一 委員長) 「落ち着いた学習環境の確保に向けて緊密に連携していくことが必要であろうと」
意見交換会には、岡山県の教育委員会や公安委員会の委員ら約30人が出席しました。 岡山県では、少年1000人のうち刑法に違反して逮捕・補導された割合を示す「非行率」が一昨年に3.8人で、全国ワースト6位です。
出席者は、2014年度に新設した学校警察連絡室の取り組みや、中学校の卒業式当日の問題行動について意見を交わしました。 JR岡山駅では毎年、中学校の卒業生が特攻服などを着て騒ぐ行為が繰り返されています。こうした行為は、今年新たに補導の対象に加わっており、警察と学校関係者が連携して改善に取り組むとしています。