J3カマタマーレ讃岐の練習拠点にしてほしいと、香川県三豊市が市の運動公園の整備費を新年度予算に計上することになりました。
三豊市が整備するのは、緑ヶ丘総合運動公園です。2月27日に開会する市議会に天然芝への張り替え費用など、約2億3000万円を盛り込んだ新年度当初予算案を提案します。
カマタマーレは、今年の初練習を緑ヶ丘総合運動公園で行いましたが、今後も優先的に利用することを三豊市などと確認しました。一方、三豊市にはサッカー部がある中学校が少ないため、カマタマーレ側にサッカー教室の開催を要望しています。
カマタマーレには、専用の練習場やクラブハウスがなく、香川県や高松市などの運動施設を転々としています。
去年は試合の前日にフットサル場で調整するなど、練習環境の整備が大きな課題となっています。カマタマーレの川村延広社長は「非常にありがたい。1年でJ2に戻ってJ1昇格への足掛かりをつけたい」とコメントしています。