香川県の行政運営について外部の専門家がチェックする包括外部監査が行われ、浜田知事が結果の報告を受けました。
包括外部監査人を務める公認会計士の後藤英之さんが香川県庁を訪れ、浜田知事に監査結果の報告書を手渡しました。
今年度の監査テーマは「県税の徴収などに関する事務」です。監査の結果、著しい問題があるとする「指摘」が4件、改善の余地があるとする「意見」が19件ありました。具体的には「納税者に書類を送るときに複数人で確認していないことがある。送り先を間違えるのを防ぐための仕組み作りが必要」などと指摘しています。
(包括外部監査人/後藤英之さん) 「(Q.改善策について)人なりITなり含めて、体制を強化していただくということなのかなというふうに思っております」
浜田知事は「報告書を踏まえて、人員の確保や育成を強化したい」と話しました。