岡山県倉敷市真備町の仮設住宅で5日と6日、中央大学の学生たちがタコ焼きパーティーを開きます。
倉敷市真備町市場の市場仮設団地を訪れたのは、中央大学ボランティアセンターの学生ら7人です。
(記者) 「仮設住宅にはこちらのような集会所が設置されています、この集会所を使ってコミュニケーションをとってもらおうと学生たちが立ち上がりました」
学生が企画するのは、集会所で行うタコ焼きパーティーです。団地によって使用頻度にばらつきがある集会所を、もっと活用してもらおうという思いが込められています。
(中央大学4年/木村亘佑さん) 「外部ボランティアの方が集会所で企画をされるのが多いというような印象ですね。ただ、日を追うに従ってその数もどんどんこれからもっと少なくなってくると思うので」
学生たちは、1軒1軒を訪ねてタコ焼きパーティーの案内をしました。また、自炊しているかどうかなど生活環境について聞き取り、次回来るときに生かします。
(住民はー) 「ここへおったらね萎縮する言うか。ああいった若い人と話するとか、んなもう気が晴れるし若返った気がしてね」
(中央大学4年/木村亘佑さん) 「究極的には、孤独死を出さないような環境であったり、関係性をつくっていくっていうことを念頭に置いて。学生が触媒になって、この仮設全体の交流の促進のお手伝いを少しでもさせていただくことっていうのが大事だと思うので」
学生によるタコ焼きパーティーは5日に真備総仮設団地で、6日に市場仮設団地で開かれます。