特殊詐欺を未然に防いだとして、高松市に店舗を構える金融機関に高松北警察署が感謝状を贈呈しました。
感謝状が贈られたのは、高松市鍛冶屋町の三菱UFJ銀行高松支店です。7日、詐欺の被害を防いだ村川智映子さんらが、高松北警察署の武田博署長から感謝状と記念品を受け取りました。
村川さんは今年1月22日、高松市の50代の女性が銀行の窓口で定期預金を解約して、現金500万円を振り込もうとしていたところを「いつもと様子が違う」と違和感を覚えて警察に通報し、被害を未然に防ぎました。
最近では、電話で事前に資産状況などを確認するいわゆる「アポ電」が増えていて、県警によると、香川県でも似たような不審な電話は後を絶たないそうです。
(村川智映子さん) 「銀行としてお客様の大切なお金をお守りすることを念頭に、寄り添いながら質問などをした」