西日本豪雨で人命救助やがれきの撤去などを行った自衛隊の幹部が、災害支援活動について報告しました。
岡山市で開かれた講演会には、約60人が参加しました。
(自衛隊 岡山地方協力本部/山根直樹 本部長) 「いざという時にちゃんと自分が動けるかというのが、誇りというかプライドだと思う」
西日本豪雨では自衛隊員、最大3万3100人と艦船28隻、航空機38機が岡山、広島、愛媛の3県で災害支援にあたりました。 活動内容は人命救助、がれきの撤去、飲み水や入浴の支援など多岐に渡ります。
山根本部長は豪雨が夜に起きたことで、被害の把握に時間を要したとして日頃の備えや近所で助け合うことの大切さを訴えました。
(自衛隊 岡山地方協力本部/山根直樹 本部長) 「すぐ動けるそういう体制をしっかりつくってそれが実行できるように、日頃の訓練を通じて力を蓄えていきたいというふうに思います」