7日に投票が行われた香川県議選の高松市選挙区では、開票作業が当初の予定より1時間以上も遅れました。立会人が入念に確認したのが原因です。
高松市選挙区は定数15に対して17人が立候補し、投票率は37.54%でした。
開票作業は、7日午後9時15分から行われ、当初は、8日午前0時に終了する予定でした。しかし、実際に開票結果が確定したのは午前1時15分でした。
当時、9人の立会人が開票作業を確認していました。高松市の選管では「当落線上の候補者の票差が近く、複数の立会人が入念に投票用紙を確認したのが原因」と説明しています。
高松市の開票作業をめぐっては、2013年の参議院選挙で白票が水増しされる開票不正事件が起きています。
高松市の選管では「今後は公平・正確で迅速な開票作業に努めたい」とコメントしています。