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68人が住む島にヘリポートが完成 救急搬送の時間短縮などに期待 岡山・笠岡諸島の大飛島

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 笠岡諸島の1つ大飛島に、24時間離着陸が可能なヘリポートが完成しました。緊急時の対応がより迅速になります。

(島民は-) 「飛島にこういうのが来てくれるいうのが、楽しいんかうれしいんか心強い」

 7つの島からなる笠岡諸島。そのうちの1つ、68人が生活する大飛島にヘリポートが完成しました。夜間灯火ライトもあるため、24時間いつでも離着陸できるようになっています。

(記者) 「このライトは持ち運び式になっていて、このように簡単に設置することができるんです。そのため高齢者が多く人口が少ない島でも簡単に対応できるようになりました」

 ヘリコプターが到着。12日行われた竣工式には、笠岡市の小林嘉文市長や地元住民らが参加しました。

 このヘリポートは笠岡市が島民からの要望を受け、NPO団体のピースウィンズジャパンと共同して設置。災害時の対応や救急搬送に役立てます。

 これまで船で30分以上かかっていた救急搬送の時間がぐっと縮まることが期待されます。

(島民は-) 「船だけではちょっと遅いですしね。やっぱりドクターヘリだと迅速にしていただけると思うので」

(神外分団 第3部/洲本一孝 部長) 「これからいち早く救命救急の対応ができることにつきましては島にとってはありがたい。これから安心して暮らせるようなことだと思います」

 笠岡市は今年度中に白石島にヘリポートを完成させ、他の島にも順次整備していく方針です。

(笠岡市/小林嘉文 市長) 「みなさんの安心安全な生活あるいは安心して病院等に搬送できる体制が整ったということで、私としてはまずは飛島の方にはいい条件が整ったかなというふうに思っております」

(島民は-) 「なるべくこれを使わんようにしとかんといかん。なるべくならな。健康のために」


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