岡山県真庭市の蒜山高原の特産、「ひるぜん大根」の出荷が始まりました。
蒜山高原は火山灰を含む「黒ボコ」と呼ばれる、軟らかい土と涼しい気候が大根作りに適しているとされています。春のひるぜん大根はみずみずしく、きめ細やかで甘みが強いのが特徴です。
今年は春先の長雨や気温の低下により、種まきの時期が遅れ心配されましたが、例年並みの出荷となりました。29日は約1.2トンがJAまにわに運び込まれました。
機械できれいに洗われた真っ白で艶のある大根は、等級ごとに分けて箱詰めしていきます。
JAまにわによると12戸の農家が大根を育てていて、11月下旬までに例年より多い約1200トンを岡山や大阪、山陰の市場に出荷する見込みです。