岡山県真庭市の蒜山高原で1日、初夏を告げる特産の「ひるぜん大根」の出荷が始まりました。
トラックいっぱいに積まれている「ひるぜん大根」です。
黒ボクと呼ばれる火山灰を含んだ土で栽培されたダイコンはみずみずしく、甘み豊かなのが特徴です。初日は4軒の農家から約5トンがJAの集送センターに運び込まれました。
土を洗い流すと、まっすぐに伸びた色白のきれいな姿を現します。今年は春先の気温の低さにより生育がやや遅れましたが、雨が適度に降ったことから品質、味ともに上々ということです。
ひるぜん大根は、11月までに約950トンが岡山や大阪の市場に出荷されます。