違法薬物の取り締まりを強化しようと高松市で関係機関が捜査手法などについて情報共有しました。
四国地区麻薬取締協議会には国や四国4県の警察や検察など、薬物捜査に関係する30の機関が参加しました。
(四国厚生支局 麻薬取締部/谷口和久 部長) 「四国管内においても速報値で昨年、大麻事犯の検挙者数が115名と、過去最高を記録した2017年の約2倍と急増しています」
大麻による検挙件数は全国的に増加していて、香川県では去年は、前の年より13件多い、35件が検挙されました。また、大麻の成分を濃縮した「大麻リキッド」など新しい製品による犯罪も出てきています。
会議は、冒頭を除き非公開で大麻に特化した捜査手法の共有や、捜査上の留意点の確認などを行いました。香川県は20日から1カ月、街頭キャンペーンなどで薬物乱用撲滅を呼び掛けます。