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総社市が水難救助用にドローンやFRPボートを導入 「最大限の準備をして雨の季節を迎えたい」 岡山

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 岡山県総社市が、水難救助用に新たに導入したドローンやボートを使った訓練を行いました。

 川で溺れている人にドローンでライフジャケットを届ける訓練です。総社市は6月、水難救助用にドローン2機を導入しました。すかさずボートが救助に向かいます。ジグザグに操縦しているのは障害物をかわすためです。

 訓練には、消防や市の職員など約80人が参加しました。

 人などの熱を感知する赤外線カメラなどを備えたドローンは、1機約400万円です。

(記者) 「増水した高梁川で人が流された想定で上空からドローンが流された人を探しています」

 ドローンの映像がモニターに送られ、見通しが悪い場所で行方不明者を探すのに役立ちます。    また、組み立て式の5人乗りFRPボートを素早く組み立て、浸水した家屋に向かう訓練も行いました。繊維強化プラスチックのFRPは軽くて強度があるため、運びやすく破損しにくい利点があります。FRPボートは1艇約50万円。今回5艇を導入しました。

(見学に来た市民は-) 「真備のこともあったしなあ。(災害が)絶対ないとは言い切れませんものなあ。他人事じゃないんですからなあ。いつかかってくるか(いつ災害が起こるか)分かりませんからなあ。日ごろから気をつけんといけん」

(総社市/片岡聡一 市長) 「最大限の準備をして雨の季節を迎えたいと。どんなことがあったとしても市民を救えるだけの、整えた上で迎えたいと」

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