梅雨前線の接近に伴い、岡山県倉敷市ではマルチディスプレーを活用した気象情報などの収集を3日正午から開始します。
(記者) 「緊急時に災害対策本部が置かれる場所に大型のディスプレーが設置されました」
倉敷市の危機管理室に設置されたのは、55インチの画面を8つつなげた大型ディスプレー。気象情報や河川の水位の情報などを大勢で共有することができ、災害時の判断を早める狙いがあります。梅雨前線の接近に伴い、正午から情報収集を始めます。
(倉敷市/伊東香織 市長) 「さまざまな防災情報を一元的に迅速に取り組むことができるようになると思っています」
将来的には総合防災情報システムとして、避難情報を発令すべき地域や開設すべき避難所を自動で表示する機能を持たせる予定で、本格運用は今年度中を予定しています。