台風シーズン本番を前に、香川県が災害対策本部の運営訓練を行いました。
台風の接近に伴い土砂災害警戒情報と大雨・洪水警報が発表された想定で、約240人が参加しました。
香川県では2004年に台風が6回も立て続けに接近し、高潮や土砂崩れなどで10人以上が死亡しました。これを受けて、2014年から台風などさまざまな災害を想定して訓練を行っています。
今回初めて取り入れたのが「新物資システム」です。国と県、市、町で支援物資の配達状況を共有でき、適切な量の物資を効率的に確実に避難所まで届けられるそうです。
(香川県 危機管理課/青井常治 防災指導監)
「まずしっかりと情報共有を図るということが重要。実際に災害が起こったときにしっかりと対応できるように(今回の教訓を)反映していきたい」