岡山県倉敷市の真備中学校の生徒が井原線の橋脚に去年、西日本豪雨で描くことができなかった絵を描いています。先輩たちの思いを今の生徒が形にします。
倉敷市真備町を走る井原線の橋脚に絵を描いているのは、真備中学校の生徒です。
(生徒はー) 「気球に乗ってる桃太郎と猿とキジと吉備真備と犬が、真備中の50周年を見守ってるみたいな、未来を見守ってるみたいな絵です。」
真備中学校の美術部の生徒は、2006年から毎年、夏休みを使って橋脚に絵を描いていますが、去年は西日本豪雨で描けませんでした。
そこで、倉敷真備ライオンズクラブが去年描くはずだった絵を描いてもらおうと企画しました。描いているのは今年卒業した生徒がデザインした真備中学校50周年記念の絵です。後輩が先輩の思いを形にします。
(真備中学校3年/秋田彩乃さん) 「去年できなかった先輩たちの分まで頑張ろうと思って。見た人にすごいなって思ってもらえるように頑張ってます」
完成は8月20日の予定です。