倉敷市真備町で、7月13日に行われる「真備・船穂総おどり」に向け、新しい衣装がお披露目されました。
お披露目されたのは参加団体のうち西日本豪雨で被災して衣装がなくなった10団体分。メンバーはさっそく袖を通していました。
(呉妹地区まちづくり推進協議会/坂本博会長) 「小田川とお月様。(新しく)そういうデザインにしてみました」
今年で13回目を迎える真備・船穂総おどりは、去年は西日本豪雨で中止になったほか、参加団体の半数以上が衣装を失いました。お披露目された衣装は、倉敷青年会議所やピースボート災害ボランティアセンターなどの寄付で作られたもので、10日は感謝状が贈られました。
(真備婦人協議会/松王資子 会長) 「毎年毎年、踊れるかどうかいうことを心配するような年齢になりましたけど、この法被(はっぴ)でみんなの心もすぐ決まって、『踊る!』と言っています。本当にありがたいです」
真備・船穂総おどりは7月13日に開催され、約950人が町の中で踊ります。