チームが大幅に若返りました。プロバスケットボールBリーグ2部、香川ファイブアローズが今年9月からの新たなシーズンに向けて始動しました。
昨シーズン、19勝41敗でB2西地区の6位に沈んだ香川ファイブアローズ。
16日、衛藤晃平ヘッドコーチ(35)が3シーズン目の指揮をとることが正式に発表されました。 外国人選手を含め、まだ全員が揃ってはいませんが、16日は新加入2人を含む7人の選手が初めてのチーム練習を行いました。
これまで精神的な支柱だったベテラン選手がチームを離れました。若い選手たちが、まさに新たなスタートを切ります。
7人は全員20代で、平均年齢25.3歳。昨シーズンよりも、3歳ほど若返りました。
(香川ファイブアローズ/衛藤晃平ヘッドコーチ) 「明るさ、無邪気さをすごく感じるチームで、これをすごくいい方向に持っていってあげられれば、去年以上に勢いのあるチームになるんじゃないかと感じています」
新たなシーズンにひときわ強い気持ちで臨んでいるのが、チーム在籍3シーズン目、スモールフォワードの筑波拓朗選手(26)です。昨シーズンは、開幕直前に右膝のじん帯を断裂する大けがをし、今年4月の最終2試合に出場しただけでした。
(香川ファイブアローズ/SF 筑波拓朗選手) 「1シーズン通して棒に振ってしまったような形だったので、(今季は)開幕から準備をして、しっかりチームに貢献できるように頑張りたい。ひと旋風を巻き起こしたいというか、開幕からちょっと違うぞというふうに見せたいと思っている」
ファイブアローズの今シーズンの開幕戦は、9月21日と22日。 ホームの高松市総合体育館で、同じ西地区の愛媛オレンジバイキングスと対戦します。