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チームが成長…香川ファイブアローズ ホーム最終戦へ

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 男子プロバスケットボール、Bリーグ2部の「香川ファイブアローズ」が5月2日、高松市でホーム最終戦を迎えます。  今シーズン、3試合を残して、すでに昨シーズンを超える20勝をあげたファイブアローズ。経験が浅い選手が多かったチームは、大きな成長を遂げました。

(白戸ゆめのリポート) 「練習開始は午後2時からですが、選手たちは30分以上も前から自主的にシュート練習を行っています。今シーズンのチームはこの練習熱心さが特徴なんです」

 今シーズン、ここまで20勝37敗。西地区6チーム中5位が確定したファイブアローズ。  チームを引っ張るのが、パワーフォワードの「レジー」こと、レジナルド・ウォーレン。1試合の平均得点20.9は現在、B2全選手の中で2位。平均リバウンド数はなんとB2トップを誇ります。

 レジーを含む3人のベテラン外国人選手に対し、日本人選手は、これまで試合でメーンで使われた経験が少ない選手がほとんどでしたが、強い向上心で衛藤ヘッドコーチの厳しい指導に食らいついてきました。

(衛藤晃平ヘッドコーチ) 「人柄として僕が惚れてしまうくらいにすごく一生懸命、物事に対して向き合ってくれる子たちなので、そういう意味ではすごく助かってる選手たちばかりです」

 チームの成長を象徴する選手が今シーズン、B3の大塚商会から加入した25歳のスモールフォワード、筑波拓朗。  身長188センチ、長いリーチとスピードが持ち味です。3月ごろからメキメキと頭角をあらわし、現在、チームの日本人選手では1試合の平均得点が1位。

 このほか、地元・尽誠学園出身の安部瑞基など、若手も伸びてきて、「レジー」頼みだった攻撃に幅がでてきました。

(#99SF/筑波拓朗選手) 「ボールを持っていないときの動きだとか、今までこだわってこなかった裏側の部分が大事だなっていうのを感じて、1年間ずっと勉強させてもらってちょっとは身についたかなっていう部分はありますね」


 今シーズンの集大成とも言えるホーム最終戦で迎え撃つのは、西地区1位の福岡。高松市総合体育館で5月2日午後6時、試合開始です。

(衛藤晃平ヘッドコーチ) 「個人個人、選手一人ひとりが今年いろんな苦しい部分も乗り越えてここまでやってきたと思うので、選手一人ひとりの今年の成果がコートに表れるように準備していきたいなと思っています」

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